2010年3月8日
上場準備の平均所要期間 (1)
最近はずい分、短縮されたと言われますが
それでもまだ当初の計画以上に時間を要するケースが多いようです。
ここで言う上場準備の所用期間とは
社内で株式上場計画を決定し、実際に上場したときまでの期間を言います。
漠然と株式上場を考えたときを基点とするものではありません。
具体的な準備開始として
社内に専門部署(プロジェクト)を設置した。
組織を変更した。
監査法人のショートレビューを受けた。
監査法人と契約した。
等の公式の行動を基点とします。
統計資料があるわけではないので
JASDAQの上場体験談に記載された
準備から実際の上場までの期間を計算するとだいたい4年前後です。
「ずい分、短いじゃないか?」
と思われるかもしれませんが
これは実際に上場できたケースです。
それも最近上場した会社のDETAなので
最近の上場を反映して
ベンチャーというより中堅企業で
それなりの社内管理体制があった会社が大半です。
ですから
社内管理体制ができていない会社であれば
もっと時間を要しますし
実際には上場準備に着手したものの
結局できなかった夥しい数の上場予備軍があります。
これらを含めると
実際の上場準備の平均所要年数はもっと長くなるでしょう。
株式上場を決定しながら
準備期間が長引く原因としては
業績低迷による延期
もしくは社内管理体制の整備が追いつかないケースです。
(この項続く)
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